山下清さんのゆかりの地を巡る旅 岐阜・長野・群馬に行ってきました!
こんにちは、World hopperの華蓮ナツキです
今回は、私が大尊敬している天才放浪画家・山下清さんゆかりの土地へ旅に行こう!といきなり思い立ち、岐阜、長野に1週間一人旅に行ってきました
私が小学2年生の時に山下清さんの人生を描いた、テレビドラマで「裸の大将」というドラマの再放送がスタート
ちょうど学校のあとの友達の家に遊びに行く16時前後くらいにそのドラマが放送されていて、主人公の山下清さんが日本中をぶらぶらと旅しながらいろいろな人にお世話になり、ドラマの最後には毎回お世話になったお礼に絵をプレゼントする
そして、突如その街から消え、「あの有名な山下清画伯なのでは?!」と町中が騒然とするという、お決まりのストーリーのドラマでした(きっとみなさんも馴染みがあるのでは?)
私はこのドラマで色々な街へ旅しながら放浪すること、そして人との出会いや、美味しいご飯が食べれることなど何にも囚われない自由そうな人生がいいなぁーと子供ながらに憧れをいただいていたのだと思います
私はどちらかというと、あまり日本で行きたい場所もピンと来る場所もないのだけど
「山下清さんが好きなのに一度も原画を見たこともない」のでせっかく日本にいる間に見にいこうと決意!本日はその旅で感じたことをお伝えしますね
今回の1週間のルートはこちらです
①大阪→飛騨高山バス(約6時間)
②古い町並み美術館 山下清原画展(飛騨高山)
③飛騨高山→長野県松本までバス(約3時間)
④松本→上諏訪(JR)
⑤山下清放浪美術館(長野県諏訪)
⑥下諏訪→軽井沢(電車)
⑦軽井沢→群馬県草津温泉までバス(2時間)
⑧草津温泉→東京までバス(4時間)
⑨東京→大阪まで新幹線(3時間)
バスの予約なら楽天トラベルが便利!
大阪から飛騨高山などは直行バスがあり、楽天トラベルで予約しました
放浪の天才画家 山下清さんとは?
山下清さんは、色紙をちぎって点描画のように貼り込む色鮮やかで独特な貼り絵をはじめ油彩画や陶器の絵付けなどさまざまな作品を数多く生み出した画家です
16歳のときに銀座の画廊で開かれた個展で、洋画家の梅原龍三郎や安井曾太郎から「その美の激しさ、純粋さは、ゴッホやアンリ・ルソーに匹敵する」との称賛を受けたことから、「日本のゴッホ」として知られるようになりました
18歳で放浪の旅に出て日本全国を回り、その旅の思い出を「放浪日記」に綴っています
「裸の大将放浪記」は後に映画化、そしてドラマ化され山下清は放浪の天才画家として広く知られるようになりました
山下清は3歳の頃に重い消化不良で命の危険に陥り、軽い言語障害と知的障害の後遺症を負うことになりました
しかし障害をものともせず、高い集中力と卓越した観察眼で細やかな描写の画風を確立しています
見た風景を細部まで再現できるほどの驚異的な記憶力の持ち主だったことから山下清は精神障害や知能障害を持ちながら、ごく特定の分野に突出した能力を発揮する人や症状、 重度の精神障害・知的障害を持つ人に見られる、ごく限られた特定の分野において突出した能力を発揮するサヴァン症候群であった可能性が高いと言われています
人生初の岐阜県・飛騨高山に到着!
15時に大阪からバスに乗り、夜の21時に到着し、向かった先は駅から5分のAirbnb
リノベーションしたばかりのとっても素敵な場所で家に足のマッサージ機もあり快適!
岐阜県 飛騨高山 おすすめレストラン
せっかくはじめて飛騨高山に来たから、「ここでしか食べれないものを食べよう」と宿のオーナーさんにおすすめを教えてもらい、深夜でもやっている横丁のジビエ料理専門店「うり坊」さんへ
ここのオーナーさんは一族で狩猟をやっていて、おすすめを聞くと熊と鹿とイノシシの串焼きをすすめていただきました
熊は筋肉質でかたい感じで、鹿は臭みもなく食べやすくて美味しくいのししは脂がのっています
この3つの中だったら鹿が一番食べやすかったので、次は鹿のワイン煮込みを注文したところこれが絶品!
この店のオーナーさんは岐阜弁で、近くのおいしいお店や、飛騨高山でしか食べられない食べ物を沢山紹介してくださいました
うり坊屋 評価4.7
そこの店を出て、紹介していただいた近くの居酒屋へ
ナスの味噌田楽のようなものと、漬物ステーキという白菜の漬物を卵でとじたものをおすすめしていただきダイエット中にも関わらず、ぺろっと食べてしまいました
どうやって食べるのか困っているときは店員さんがやさしくて、助けてくれたり岐阜はとっても人が温かくいいところだと思いました
和田 評価4.1
いよいよ待ちに待った岐阜の飛騨高山にある山下清さんの原画展へ
次の日の朝、少し早く起きて、いよいよ待ちに待った山下清さんの原画展へ宿泊していた民泊より5分くらいの道のりで、本当に見れるのか分からなかったからドキドキしながら向かうとある建物の2階に上がったところに山下清さんの原画展という文字を発見
小さいス―ツケ―スを持ち興奮しながら上がると、入場料800円で原画をみることができました
中には180展ほど貼り絵が展示されていて、なんと携帯撮影がOKだったんです
私は今回はじめて山下清さんがどんな人なのかを調べたり、原画展に飾ってある文章から理解していきました
清さんの作品にはよく、清さん本人が登場します
その絵には、隣に憧れなのか女性が一緒に描かれていたり、よく見せようと少し細く描かれている清さんがいます
展示されている本物の貼り絵はとっても細かくて、当時は貼り絵に使う折り紙の色が乏しかったのでお札を使ったり、色紙の裏を利用したり、古紙を使ったりして色の工夫をされていたそうだと説明が書かれていました
レコードや、下駄、しゃもじ、おぼん、襖、洋服、帽子などありとあらゆるものがキャンバスとなり「紙に描くものだ」という概念が覆されます
昭和の戦時中、何もない厳しい時代の中で、旅を18年も続けて、毎日物乞いをして1食は3膳のご飯を食べるまで色々な家を歩き回っていたというから驚きです
いつもリュックを背負って、その中に放浪生活で必要なものたちが全部入っていたそうです
色々な駅の人目につかないところで寝泊りをし、線路の上を歩いて、北海道から鹿児島まで移動していたみたいです
夏と冬は大敵!風のむくまま、気のむくまま快適な気候を求めて、ひょうひょうと夏は涼しい長野周辺、冬はあたたかい鹿児島へ渡り歩き過ごしていたそうでそれが長く放浪人生を続ける知恵なんだそうです
これは私も同じで、夏はヨーロッパ、冬はオーストラリアやアフリカなど過ごしやすい気候の土地を求めて、世界中渡り鳥のように渡り歩いています
この昭和の戦時中は放浪するのはいけないこと、病気と思われていたみたいなので、現代にうまれてよかったと心から思いました
私は今パソコンやスマホで仕事できるからいつでもどこでも収入源を確保することができます
だから、世界中を飛び回り、感動した景色を絵に描く時間も余裕もあります
もし清さんが、今の時代で、お金も時間も折り紙の色だって沢山あり、もっと海外旅行に行けたら、どんな作品ができたんだろうと思うとワクワクしました
山下清さんの言葉で印象に残ったこと
また、清さんのことばで印象に残ったのが「本物そっくりだったら写真のほうがいい、自分の思うとおりに描くと気が楽になる」
「ものまねの絵ではいけない、自分で考えた発明の絵でなくては、よくもないし面白くもないと」
清さんは常に誰かと一緒に行動することを嫌い、いつもひとりぼっちだったそうです
最後は「今年はどこの花火大会に行こうか」の言葉を残して49歳で脳卒中で倒れて永遠の一人旅へと旅だったと書いてありました
常に無邪気なこころで、純真であたたかい性格、それが作品にもあらわれているから
今でも日本全国、清さんの作品は様々な人の心に
残っているんだなあと感動の時間を過ごしました
気づけば山下清さんのような憧れの放浪ライフスタイルが現実に!
小学2年生の時、全然知らない山下清さんという方のライフスタイルに憧れた私
そして今、わたしは山下清さんと同じように、スーツケースとリュック1つで世界中を飛び回る生活を送れるようになりました
4年前から絵を習い始めて、お世話になった方のペットやその土地の風景、可愛かった動物などをカラフルなアクリル画を描いてプレゼントしています
気づいたら、あのドラマから30年の月日が流れたけど憧れが現実になり、清さんと同じようなライフスタイルになっていたことになんだかとっても感慨深い思いがしました
あなたも山下清さんになれる!なりきり無料スポットも!
「旅の恥はかき捨て」
今回、山下清さんと同じ格好になってみようと、岐阜の飛騨高山の原画展で無料で撮影できる山下清なりきり写真館(無料)で、自前の衣装を持ち込み、自撮り棒で撮影をしてきました
今まで世界中の民族衣装などのなりきり衣装の撮影などは経験済みですが、なかなかこれがとっても恥ずかしくて、タンクトップに短パン、麦わら帽子にリュックサック、そして下駄と赤い傘
女子高生のグループでの旅行とかなら、まだお互いにネタにしながら着替えも撮影も楽しめそうですが
1度目は服には着替えられたけどさすがに下駄をはく勇気がでませんでした
そこで秘書さんにテレビ通話をして見守ってもらうことにして、なんとか下駄に履きかえ・・・
途中、店員さんが通ったけど見て見ぬふりをしてくれました
ようやく下駄と、赤い傘、リュック、自前のタンクトップとベージュのパンツを履き同じようなポーズで写真を撮影することができました
勇気がいったけど、一生一回!撮影できて後悔しなくてよかったです
その時、勇気を出した山下清さんなりきりスタイルがこちら↓
古い町並み美術館 山下清原画展
岐阜県高山市下三之町1-19 0577-36-3124 営業時間【平日】11:00~16:00 (15:40最終入場)【土日祝日】11:00~17:00 (16:40最終入場)定休日:毎週火曜日、水曜日
飛騨高山をあとに長野県諏訪湖へ
飛騨高山をあとにして、次にまたバスで向かったのは長野県の松本という場所
あまりにも肩が痛かったので、まずはマッサージ店へ駆け込むことに
そこで少し肩がましになったので、松本からまた40分かけて、上諏訪という諏訪湖がある場所に向かうことにしました
この2022年10月はなぜか
ホテルが全然あいていなくて調べるのにとても苦労したんです
あとから分かったことなのですが、どうやらこの上諏訪という場所は
清さんが最後に見たいといった花火がある湖らしく、毎週土曜日に花火があがっているらしいのですが残念でしたが私が知らなかったので見れずに終わりました
長野県諏訪湖 おすすめレストラン
とてもフレンドリーなマスターのお店にはいり、
全部おまかせで諏訪の名物料理を堪能!
美味遊膳 ちゅうぼう
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り4丁目10−14
次の日も絶品グルメでした
うにクリーム丼、うにコロッケ、エビの天ぷら、馬刺しなど
諏訪名物?を堪能しました!美味しすぎた!!
Dining ハレの日 評価4.3
〒392-0026 長野県諏訪市大手2丁目15−5 カナイビル 1F
長野・諏訪にある山下清展 放浪美術館へ
そして次の日、タクシーで山下清さんの放浪美術館へ向かいました
ここには200点の貼り絵やその他の作品が展示してありました
ここは撮影が禁止だったので、外観だけ写真撮影をしました
大きな作品も飾ってあり、全てが素晴らしかったです
やはり紙だと、長く保存するのが難しいという理由で30代後半からは陶器の絵付けや油性ペンで描く点画など新しい技法を教えてもらっていたようです
確かに陶器の絵付けだと、何百年たっても全く色褪せず、保存することができる
もし自分が亡くなっても、後世に自分の作品を永久的に残すことができる
私ももうすぐ陶器の絵付けを習い、世界中に先生に技法を学んでいるので共通点がありなんだかとても嬉しかったです
そしてこんなに沢山原画があるということは、生涯の中で描いた絵が1000点以上であることが圧巻です
ここではポストカードや本を沢山買い前日もポストカードや貼り絵キットも買ったので
私の頭はすっかり山下清さんに♡
放浪美術館
〒391-0001 長野県茅野市ちの2764−3
2つの原画展を訪れて感じたこと
「やっぱり歴史に名を残す人間になる」と決めたこと
これはずっと魂が言い続けていることなんだけど、スペインの天才建築家ガウディは
何百年も続くものに時間を投資したと読んだ本に書いてありました
わたしも残らないものより、自分がいなくなったあとにも残るものという視点で
物事を捉えていこうと思いました
そして目指すは作品1000点作ること
圧倒的に数が足りない
絵はとても集中力がいる作業なので、他のことをやりながら絵を描くというのはなかなか難しい
よっぽど好きでないと毎日は描けないと思うからこそ清さんのすごく細かい貼り絵は1枚完成させるのにどれだけ時間がかかったんだろうと思わざるをえません
そしてオリジナリティを怖がらず、まずはやってみるということ
こう思われたら・・と思ってできないより正解はないからまずやってみることが大事
今回行動したことで沢山の気づきを得られました
長野県 諏訪は宇宙のパワースポット
諏訪という場所は縄文時代の竪穴式住居の跡が見つかったりと宇宙と凄く近い不思議なパワースポットでした
諏訪という全然知らなかった場所にきたことで諏訪大社にお参りにもいけて、夢叶守りも購入できました
宇宙の石と言われている尖石も見に行きました
諏訪駅からバスに乗り、さらなるパワースポットへ
そして、縄文時代の竪穴式住居や、宇宙の石といわれている尖石を実際に見に行くことができました
場所はこちらです
行動したら、色々な選択肢が増え、世界がひろがる
ぴんときたら、ぱっと行動する!
これは私がいつも大切にしている行動原則です
そして行動のさきで得られる選択肢は、何より自分ではない誰かに気づきをシェアしてあげられることが一番の財産であると思います
なによりも地球を楽しむということを体現しそのエネルギーをシェアできることが幸せだなぁと思うのです
それこそが生きる活力につながる・・
山下清さん、沢山のパワーをありがとうございました
公式LINEで華蓮ナツキ 最新情報をお届けしています
ご登録時にお金、時間、場所 あらゆる束縛がなくなり圧倒的に自由な人生を送るためのステップを大公開! アンケート(15秒)にお答えいただくとレッスン動画無料プレゼント! 華蓮ナツキWorldHopperライン公式アカウントのご登録はこちらから